ARIS概要

  

所長紹介

STAFF

実績

ARISとは


 ARIS(Academic Research Institution in Sapporo)は冠動脈疾患に関する画像解析を行うコアラボです。2023年10月よりコアラボの設立準備を開始し、2024年6月より札幌ハートセンターの一事業部の1つとして正式に発足しました。
 主に定量的冠動脈造影法やIVUSやOCTの血管内イメージング解析を行い、札幌心臓血管クリニックの臨床研究を支援するとともに、院外からの画像解析業務依頼を承ります。また、各企業と協力し、新しいメディカルテクノロジーの創出に携わっていきます。


所長からのメッセージ


 「病気を診るのではなく、病人を診る。今日治らない病気を、明日治せるように、我々は歩みを止めてはいけない」。この言葉は私の恩師から教わったものであり、私自身、臨床医として大切にしている信条です。「どうして?なぜ?」という疑問は常に臨床現場で生じるものであり、臨床研究はその答えを見つけ、医療を発展させる重要な役割を担っています。私自身、これまで多施設レジストリー研究などの多くの臨床研究に携わっていますが、質の高い臨床研究デザインを考える上で、コアラボは欠かすことができません。世界にはCRFやCARDIALYSISといった有名なコアラボが存在し、循環器領域をリードする数多くのデータを発信し続けています。その一方で、日本はどうでしょうか。
 ARISは、日本のコアラボとして、日本の臨床研究を推進し、日本から世界へと臨床データを発信したいという想いで設立しました。札幌心臓血管クリニックの膨大なデータをARISで解析することにより、臨床研究の質を高め、札幌心臓血管クリニックから世界へデータを発信していきます。また、国内外のrandomized control trialやlarge-scale multicenter registryのコアラボとして質の高い解析を提供し、エビデンスの構築に貢献したいと思います。明日の循環器医療が少しでも前に進むために、ARISは歩みを止めず、イノベーションを創出できるコアラボを目指していきます。


蔵満 昭一 くらみつ しょういち
札幌心臓血管クリニック 循環器内科部長/コアラボ研究所長

学歴・職歴

2004年 宮崎医科大学医学部医学科 卒業
2004年 虎の門病院内科 初期研修医
2006年 小倉記念病院循環器内科 後期研修医
2009年 小倉記念病院循環器内科 医員
2014年 小倉記念病院循環器内科 医長
2016年 小倉記念病院循環器内科 副部長
2019年 産業医科大学第二内科大学院 修了
2023年 札幌心臓血管クリニック 循環器内科部長・コアラボ研究所長


免許・資格・所属学会等

医学博士
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医
アメリカ心臓病学会特別正会員(FACC)
アメリカ心血管インターベンション治療学会特別正会員(FSCAI)


STAFF


Sapporo Cardiovascular Clinic


清水 琢也
循環器内科 部長

松名 伸記
循環器内科 医師

Research Fellow


Wei-Chieh Huang, M.D.
Taipei Veterans General Hospital, Taiwan

Office Staff

土井

池田


実績

  • 2024年3月  Medipixcel 社とMOUを締結
  • 2024年10月 MPXA(Medipixcel 社)を用いたQCA解析が5000件突破