SCVC留学記

島根大学医学部附属病院 循環器内科

安田 優(やすだ ゆう)先生

私は医師10年目の2022年度に1年間、札幌心臓血管クリニックへ国内留学させて頂きました。留学中は冠動脈インターベンションの研鑽を積み、1st operatorとして約200例のPCI症例、そのうち約50例でRotablatorを用いた治療を経験させて頂きました。

豊富な症例数のもと、多くの技術をご指導頂いたことはもちろんですが、”常に考え続けること”を学びました。私が所属する島根大学は地方大学であり、症例数の少ない医療機関に勤務する機会も少なくありません。その中でも、自分の一挙手一投足を深く考え、意味を持たせることを習慣化することで、数に依存せず、成長し続けられる基盤を築くことができたと思っています。

私の留学中は、国内外から同年代の留学生が来ておられ、お互い切磋琢磨しながら励んだことも良い思い出です。日々のディスカッションを英語で行うことで、英語を学ぶきっかけにもなりました。

診療に関しては、毎朝の全体カンファレンスで症例の方針が決まります。膨大な症例数がある中、各分野のエキスパートの先生方によって、短時間で非常に濃いディスカッションがなされています。このカンファレンスや抄読会を通じて、最先端の知見を学ぶことができたのも非常に貴重な経験でした。
札幌での経験を元に、これからも成長し続ける医師でいたいと思っています。熱意を持った若手医師が学び、経験を積む場として、札幌心臓血管クリニックは非常に良い環境だと思います。